2026年5月の活動

SARATEC.Meの活動

5月、だんだん気温も高くなり温かくなり始めました。いよいよ、IT講師の本番稼働!新入社員研修の開始です!今年の新入社員の方々の人生を、ほんの少しだけでもお役に立つ講義をしたいと意気込んでおります。

研修

IT系研修

技術オリエンテーション研修 1日
アルゴリズム 2日
Java研修 8日
JUnit研修 1日
データベース研修 2日

情報セキュリティ研修

情報漏えいの対応・対策 1日

システム開発

クリニック向け番号呼び出しシステム開発

4月に引き続き研修の合間で開発中(稼働予定6月中旬)

サイネージシステム開発

4月に引き続き研修の合間で開発中(稼働予定6月中旬)

設備会社様見積システム

継続開発中(機能追加・マイグレーション作業)

その他

歯科クリニック様 IT系コンサル 1日
さなみ社会保険労務士会でAIについて講演

『パワーシフト』(アルビン・トフラー著)の、その先へ

30年前、私は『パワーシフト』を読んだ。何回も何回も。
その本は未来について語っていた。
世界を動かす力は、暴力から富へ、富から知識へ移る。
その考えは当時の私には鮮烈だった。

力とは、腕力ではなくなる。
土地や工場でもなくなる。

知っている者が世界を動かす時代になる。
当時の私には、それが少し遠い未来に見えていた。

そして30年が経った。

振り返れば、その予言は驚くほど現実になっている。
インターネットが知識を開放し、
検索は記憶を外部化し、
企業の価値は設備ではなく、情報やアルゴリズムに移った。
知識は、確かに力になった。
けれど最近、ふと思う。
知識は、まだ特別なものなのだろうか。

・・・AIが現れた。

知識を記憶し、整理し、要約し、組み合わせる能力は、人間だけのものではなくなった。
知らないことがあっても、困らない時代。聞けば答えが返ってくる。
知識は消えていない。むしろ、あふれている。
だから、知識の価値が下がったのではない。知識を持つことの価値が変わった。
もし『パワーシフト』の続きを書くとしたら、次に移る力は何なのだろう。

Judgment(判断)

知識が少ない時代には、知っていること自体に価値があった。
でも、知識があふれる時代には、選ぶことに価値が移る。

何を信じるか。
何を目指すか。
何を捨てるか。

AIは多くの答えを示してくれる。
けれど、その中から何を選び取るかは、人間の役割として残る。
知識は可能性を広げ、判断は未来を決める。

Trust(信頼)

判断は、一度きりでは力にならない。
その判断が積み重なり、周囲から認められたとき、それは信頼になる。
知識が平準化されるほど、誰が言ったかが重要になる。
答えが手に入る時代だからこそ、

誰と考えるか。
誰に任せるか。

そこに価値が生まれる。
知識が余る時代には、信頼が希少になる。

Agency(実行力)

信頼だけでは、世界は変わらない。
動く人が必要になる。
決める。
始める。
巻き込む。
責任を引き受ける。
AIは提案できる。
でも、現実を変えるのは、実際に行動する存在だ。

知っている人ではなく、動かす人。
そして、力は再び、現実へ戻ってくる。

Resonance(共鳴)

最後に生まれるもの。それは注目ではない。

『共鳴』

判断が信頼を生み、
信頼が行動になり、
行動が誰かの心や行動を変えていく。

人は情報では動かないのは確かだ。

人は、人の生き方や選択に触れて感情と共に動く。
共鳴とは、多くの人に見られることではない。
誰かの中に残ることだ。
静かでもいい。
小さくてもいい。
けれど、その波紋が広がるとき、社会は変わり始める。


30年前、『パワーシフト』は知識の時代を予言した。
そして30年後の私は、こんなことを考えている。

知識は消えなかった。
ただ、特別ではなくなった。
AIが知識を持つ時代に、人間に残るもの。
それは、

何を選ぶかという判断。
その判断から生まれる信頼。
信頼を現実に変える実行力。
そして、その行動が誰かの中に残る共鳴。


力は、所有するものではなくなる。
人から人へ伝わり、広がり、響くものになる。


もしこれが、次のパワーシフトだとしたら、未来を動かすのは、知っている人ではない。

『判断し、信頼を集め、行動し、そして、感情を響かせる人』なのかもしれない。

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