2023年9月27日、網走市立第一中学校にてPTA研修会として、「ChatGPT使いこなしセミナー」を開催しました。第一中学校へ進学する網走小学校・潮見小学校も共催での開催です。
開催するにあたり、講師依頼を受けたのは5月末日。
ウェブ心理塾仲間でもあり、友人の河野通船さんからオファーを受けました。
「網走の第一中学校PTAの鴻巣会長がChatGPTのセミナーを依頼したいと言っているよ」と。
当時は日本の首都、東京でもChatGPTを利用している人は10%程度なのに、北海道の道東、網走市でChatGPTのセミナーを開催したいというお話を頂いたときは、正直、驚きました。
事前に、鴻巣会長と打合せをすると、網走に居ながらChatGPTを利用している先駆者であり、地元網走の保護者の方々や先生、そして、子どもたちにAIを知ってもらいたい。AIを紹介し子どもたちの未来を切り開かせたいという愛情あふれる方でした。
しかし、当日を迎えるにあたって、一抹の不安はありました。
東京でも「使ってみた10%」です。道東の網走では、「興味関心もない100%」ではないか？
鴻巣さんは例外の一人ではないか？
講義が始まったとたんみなさん居眠りではないか と・・・。
しかし、そのような不安は会場の熱気で吹き飛びました。
参加して頂いたみなさん、真剣そのものです。スライドの写真を撮る方、ノートにメモを取る方がたくさんいました。学校イベント用にスライドを差し替えてセミナーを行い大成功でした。
北海道の地方都市でも、AIに興味を持ち、AIを活用し地域で盛り上げようと、準備していただいた鴻巣様、ありがとうございました。
配布された研修会ご案内資料。
当日は、網走市教育委員会初の学校タブレットChromebookを使ったライブ配信でオンライン参加もできるように環境が設定されていました。
学校の端末・ネットワークを利用してのライブ配信、先進的ですね！
後日、鴻巣会長より、「小学校の先生は高学年の授業でgoogle Bardを使って、AIを使いこなすためのプロンプト入力の重要性を伝えています。」と連絡をいただきました。
ええっ！GoogleのBardも使っているのかっ！ 最後にもう一度、驚かされました。
AIを使いこなすことに、地域格差は存在しない。
そんな事実を、再確認させていただいたイベントでした。
ご協力を頂けた網走市立第一中学校校長先生、教頭先生、PTAの皆様。共催の小学校校長先生をはじめ先生方、ありがとうございました。
