0.0.0 Claudeの概要と設定

Claude(クラウド)とは

Claudeは、AI企業Anthropicが開発している対話型AIです。Anthropicは2021年、創業者にはOpenAI出身の研究者・メンバーたちによって設立されました。
最初のClaudeが登場して以降、Claude 2、Claude 3ファミリー(Haiku・Sonnet・Opus)、Claude 3.5、Claude 4と、着実に世代を重ねてきました。

現在では、日常的な対話から、コーディング支援(Claude Code)、文書作成、リサーチ、エージェント的なタスクの遂行まで、幅広い用途で使われています。最新の世代ではSonnet・Opus・Haikuに加えて、より上位の「Mythos」ティアのモデルも登場しています。

アカウントの種類

利用するにはアカウント登録が必要です。アカウントには様々な種類があります。

個人アカウント

個人アカウントには、2026年現在3種類用意されています。


Free

無料で誰でも利用可能
√ Web・iOS・Android・デスクトップでチャット
√ コード生成とデータの可視化
√ 文章の作成・編集・執筆
√ Web検索
√ 会話を通じて引き継がれるメモリー
√ ファイル作成とコード実行
√ デスクトップ拡張機能でClaudeを拡張
√ SlackやGoogle Workspaceとの連携
√ リモートMCP経由で任意のコンテキスト・ツールを連携
√ 複雑なタスク向けの拡張思考(Extended Thinking)

Pro($19/月 年払い)

Freeプランの全機能に加えて:
√ コードベースで直接Claude Codeを使用
√Coworkでタスクを効率的に進める
√ Claude Designでビルドとプロトタイプを作成する
√ より高い使用制限
√ より多くの Claude モデルへのアクセス
√ 会話を通じて引き継がれるメモリー

Max($110/月)

プロプランの全機能に加えて:
√ Proの最大20倍の使用量*
√Claude Code &Cowork におすすめ
√Claudeの高度な機能への先行アクセス
√ すべてのタスクで高い出力制限
√混雑時の優先アクセス

チームや20人以上のユーザー向け

チームや20人以上のユーザー向けは2種類用意されています。


チーム
5~150ユーザー向け(最低5ユーザーから)


Standardシート($20/月)
Claudeの全機能に加え、Proより多くの使用量

Premiumシート($100/月)
Standardシートの5倍の使用量

√ 200Kコンテキストウィンドウ
√APIレートで利用可能な利用クレジット
v Claude Code
v Cowork
√ 一括請求と管理
√ シングルサインオン(SSO)とドメイン管理
√ リモートおよびローカルコネクタの管理者コントロール
√Claudeデスクトップアプリのエンタープライズ展開
√組織全体のエンタープライズ検索
√ Microsoft 365、Slackなどと連携
√ デフォルトでお客様のコンテンツをモデルトレーニングに使用しません

エンタープライズ
20人以上ユーザー向け

$20/月 + API料金での使用量

Teamのすべての機能に加えて:

√組織全体でプールされた使用量による従量課金制
√ ユーザーと組織の利用上限を設定
√ 500Kコンテキストウィンドウ
√ きめ細かい権限設定によるロールベースアクセス
√ クロスドメインID管理システム(SCIM)
√ 監査ログ
√ 可観測性と監視のためのCompliance API
√ ネットワークレベルのアクセス制御
√ カスタムデータ保持コントロール
√ IP許可リスト

ご自身の環境にベストマッチするプランを選択しましょう。
※ClaudeCodeを利用するにはPro以上の有償プランのアカウントが必要です。

使用量と金額

アカウントを作成する際に気になるのが料金ではないでしょうか?

Claude Codeを利用する場合の料金体系は2つあります。1つはPro以上のアカウントを用いて利用する月額利用料固定ケース。もう一つは、料金をチャージした分だけ利用できる従量課金です。

月額固定

月額基本料金のみとなります。ただし、以下の制限が付きます。

  • claude.aiと使用量を共有
  • 5時間ごとにリセットされるセッション制限
  • 約44,000トークン/5時間(Pro)
  • 週次制限: Sonnet 4で週40-80時間程度(平均的なProユーザー)
  • 制限到達で即座にブロックされる

多く利用する場合、トークンの上限となり「次利用できるようになるまで5時間待つ」ことになります。
4時間55分で上限に達したなら5分待てばよいですが、2時間で上限に達すると3時間待つことになります。

システム開発に利用する場合、30分ほどで上限に達する時もあります。

従量課金

従量課金は、5時間の上限に達した際に「待てない」場合、料金をチャージして利用したり、最初から従量料金で利用したりできます。

従量課金はどれくらい利用するといくらかかるのかについては、Claudeの料金表をご覧ください。

私の経験から多量に利用する場面としてシステム開発の初期段階があげられますが、$20をチャージすると3時間程利用できます。
3時間利用している間に、月額固定プランの5時間制限が解除され、チャージ残高は次回の上限に達した時に利用されます。

利用しすぎないように制限を設けることもできます。

システムやプログラム中でClaudeを利用する場合

システムや自作プログラムでClaudeを利用する場合は、APIキーという情報が必要になります。
その際は、従量課金の「APIキー」利用料がかかります。

料金は先ほどのClaudeの料金表と同じです。

たくさんの人が使うシステムにAPIキー利用するAI機能を持つと、従量課金で思いもかけない請求が来るかもしれませんので、利用料金上限設定は必須となります。

最初は・・・

最初は、Proプランなどの$20程の月額固定プランではじめ、5時間制限が待てないようになると、従量課金のチャージをして利用するのが良いと思います。

アカウントを作る

どのプランでアカウントを作るか決まりましたか?
アカウントの作り方を説明します。

Claudeのサイトを開きます。 https://claude.ai/login

画面に従い、アカウント作成をします。
支払情報にクレジットカード情報が必要ですので、手元に準備してください。
設定したIDやパスワードは忘れないようにしましょう。
(ここはサイトのデザインや画面展開が頻繁に変化するため、細かな説明を割愛させていただきます)

必須の設定

ClaudeのAIが、プロンプトを学習してしまい世界中に言いふらされると情報漏えい事故となってしまいます。学習しないように設定しましょう。

Claudeを利用できるようになると、画面左下にアカウント名が表示されている画面となります。

アカウント名をクリックし、表示されるメニュー中より「設定」をクリックします。

設定画面が表示されます。

左側メニューの「プライバシー」をクリックします。

右側に表示される「AIモデルの改善にご協力ください」をOFFにしてください。


システムやプログラム中でAIを利用する際のAPI経由でのClaude利用は「学習しない」ことが保証されています。

設定完了。もう一つ・・・

Claudeを利用するための準備が整いました。

しかし、利用できるからと言ってどのように利用しても良いという訳ではありません。

AIが生成した文章を確認しないで、顧客に渡した。
AIが生成した回答を鵜呑みにして、行動した。
AIが言ったから、信用して確認しない。

「これはAIが言ったからAIが悪いよ」とはならない現実があります。

AIを使う際の利用方法や利用規約、AIポリシーなど、社内セキュリティポリシーを作成し、方向性を示すことによって、何が良くて・何が悪いか をはっきりさせましょう。

個人の価値観に任せると「大丈夫だと思った」という言い訳がまかり通り、組織が弱体化します。ご注意を。